あの事故の検証・・・弁護士からの見解

        
12月12日(月)「安全講習 リスクマネジメント講座」を猪苗代町の学びいなにて行いました。参加者は30人。観光産業に携わる方々が少なく残念でしたが、それぞれに中身の濃い時間を過ごしていただけたようです。

・・・さて、ここで問題です。
1、あなたはお友達数人と登山に行きました。林の中を歩いていると、突如、大きなスズメバチに襲われました。刺激を与えないようにそろそろとその場を離れ何とか逃れることができましたが、友人の一人が手を刺されてしまったようです。「痛い」「気持ちが悪い」と言っています。さあ、こんな時どうしたらいいでしょう?

答1、①すぐにその場から逃げる(スズメバチが追いかけてくる距離は通常、巣から10~50mと言われている)②傷口を水で良く洗い流し、手で毒液を絞りだす(口では吸わない)③虫さされの薬(副腎皮質ホルモン含有の抗ヒスタミン軟膏)を塗る(アンモニアは効果が無い)④同時並行して救急車を呼ぶ手配を行い、すぐに治療を受ける

どうですか?すぐに全部答えられましたか?私たちは、自然の中にお客様をご案内する事が多くこういう事例は常に想定していなければなりません。ですが、事故が起こった時とっさに対処することが出来るかというと・・・なかなか上手くはいかないですね。今回の安全講習はこのような事例を考察しどこで見落としがあったのか、どういう対処であればベストだったのか、を含め、訴訟になった場合の具体的な対処方法や、管理日報の記入方法、リスクの洗い出し等々について早川弁護士からお話を伺いました。午後からは、さらに突っ込んだ内容で、健康チェックシートの活用方法や傷害保険、賠償保険についても、弁護士さんからの視点で解説頂きました。(上記の問題ではアナフィラキシーについても事例があり、健康チェックシートの重要性が特に指摘されていました)質疑応答にも丁寧にお答えいただき、改めて危機管理に対する心構えを認識させられました。

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