黄金色の天上の楽園を満喫しました

                   
10月11日(火)秋の雄国沼トレッキング~錦織り成す金沢峠と草紅葉~を行いました。あいにくの曇り空でしたが、秋の草紅葉ってどんなかしら・・・と、ワクワクしながら出発しました。せせらぎ探勝路を標高1100mの頂を目指して歩きだすと、森の中はすっかり黄金色に覆われてため息の出るような美しさ・・・。マユミやアズキナシ、ヤマグミも真っ赤に熟して彩りを添えてくれます。

今回の講師は裏磐梯エコガイドの会会長の荒井勇氏。この人のガイドは楽しい!歴史遺産解説、葉っぱが紅葉するわけ、クチベニタケの特徴、NKキラー細胞と自然界との関係・・・などなど興味深いお話の数々で、時の立つのを忘れます。

 今回のテーマは、雄国沼の近代産業遺産として登録された「雄国堀抜堰」や「孫平衛堰」など、先人が作りあげた生活の場としての雄国沼を見ることでした。1657年、雄国沼の水を引いて新田を開発しようとした大塩平左衛門という代官がいた。彼は会津藩に許可を願い出て工事に着手し、雄国新田を開発したという。今まさに立っているこの地面の下に隧道があろうとは誰が想像したろうか?予想を超える難工事となり、その工面のため平左衛門は家屋敷まで失ったという。しかしその甲斐あって灌漑反別約70町(約6943)の雄国新田が開かれたのである。すごいぞ!平左衛門!そして、「孫平衛堰」は同じく開墾の為に雄国堀抜堰より百年も前に作られた堀だったらしいが、これはうまくいかず、それでも木地師たちの木地を運んだ水路として昭和の初めころまで使われていたという・・・。こちらはせせらぎ探勝路の中にその跡が残っている。

  今回も美しい景観の中に残された、先人たちの軌跡をたどった一日だった。雄国沼の草紅葉に浮世を忘れ、悠久の時が流れる湿原に佇む。黄金色の道を歩く心地よさ。くだらない冗談に笑顔で笑いあう幸せ・・・。そうそう、雄国沼の主かもしれない巨大どじょう。(北塩原村本庁のロビーに展示してあります)お話を聞いているうちにさらさらと書いてくれたS画伯のキュートな画。何回見ても・・・和みます。w

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