6月8日裏磐梯自然活用センターにてジオパーク要請講座 「磐梯火山のおいたち・1888年の噴火」講師:竹谷陽二郎氏(福島県立博物館専門学芸員)・佐藤 公氏(磐梯山噴火記念館副館長)をお迎えして開催されました。
竹谷先生より磐梯山周辺の地質について、遠く1億年前からを7期にわけ猪苗代湖の成り立ち・川桁断層の重要性など大変興味深い説明をいただきました。銅沼へ移動し、佐藤先生よりインタープリテーションのテクニックを教わりながら、あらためて磐梯山の岩屑なだれによる地形を、また前回の講義での水系をたどる地形などを確認できました。猪苗代天鏡台では座学の確認「中央構造線ー川桁断層に沿って1000kmに及ぶ横ずれ運動のあった結果日本列島の基盤が出来上がった」というちょっと驚きの事実を自分の目で確認でき、正面にみえる平らな台地が火砕流でできた背炙山層であるということもししりました。まさに普段何気なく見ていた風景が一億年前からの地殻変動によるスペクタクルなものであることに畏れとロマンを感じました。
第1回目ジオパークガイド養成講座が裏磐梯ビジターセンターで講師:安部 武先生・参加者27名で開催されました。昨年の阿部先生の講義では「乾性遷移」を中心に学びましたが、今回は「湿性遷移ー湖沼の陸化」です。昭和29年の二次泥流の発生により埋まった火口底の遷移がわかる写真や現在の写真からの説明で、明治の噴火からの遷移の部分との違いがわかりました。午後はフィールドでの解説。雨の中皆さん熱心に、もうせん沼・父沼・母沼・柳沼・青沼・瑠璃沼と水系を確認しながらあるきました。
ばんだいの宝発見講座 ジオパークガイド養成講座がいよいよ開講です。
日本ジオパークの登録を目指して磐梯町・猪苗代町・北塩原村の3町村が提携して活動していきます。
磐梯山ジオパーク協議会主催の講座で、年に3回の連続講座です。3回受講の方には修了証を発行いたしますので
ぜひご参加ください。ガイドとしてスキルアップできる絶好のチャンスです。ジオパーク解説員として今後は様々なシーンで活躍して頂きます!
『裏磐梯の自然を学ぶ』
~ジオパークガイド養成講座・第1回~
●日 時/2010年5月26日(水)10時~15時(小雨決行)
●会 場/裏磐梯ビジターセンター~村内(会場への問い合わせはご遠慮ください)
●講 師/阿部 武 氏(日本植物学会会員)
●受講料/無料
※10:00~12:00 講義。昼食後、裏磐梯スキー場の途中にあるもうせん沼、桧原湖畔、五色沼へ場所を移動し、水質の違い、
湖岸の植生などを観察しながら解説をお聞きします。
※※双眼鏡、昼食、雨具等をご準備ください。
『磐梯火山のおいたち・1888 年の噴火』
~ジオパークガイド養成講座・第2 回~
●日 時/2010年6月8日(火)10時~15時(小雨決行)
●会 場/裏磐梯サイトステーション(会場への問い合わせはご遠慮ください)
●講 師/竹谷 陽二郎 氏(福島県立博物館専門学芸員)
/佐藤 公 氏(磐梯山噴火記念館副館長)
●受講料/無料
※10:00~11:00 竹谷先生による講義のあと、銅沼へ移動し昼食、下山して、猪苗代町の天鏡台へ。磐梯山の噴火の影響が裏磐梯と表磐梯でどう違うのか、佐藤さんより解説いただきます。
※双眼鏡、昼食、雨具等をご準備ください。
4月16日、裏磐梯自然環境活用センターにて公開講演会「有珠山とジオパーク」が開催されました。
磐梯山周辺地域の「ジオパーク」認定を目指して福島県北塩原、猪苗代、磐梯の三町村などが設立する「磐梯山ジオパーク協議会運営部会」が主催したもので、地元の中学生も参加し観光・商工団体、民間からも多くの方々の参加があり関心の高さがうかがえました。
ジオパークは貴重な地質や地形を守りつつ“自然の中の公園”として観光や教育、地域振興に活用する取り組みで世界的に活動が広がっています。
今回、北海道壮瞥町の三松正夫記念館の三松三朗館長にお越しいただき有珠山でのジオパーク取り組みについてお話を伺ったのですが、火山の噴火による被害を過去のものとしてとらえるのではなく、「2000年噴火の教訓」から学び、火山との共生の歴史を伝承し、火山の恵みと自然災害を学ぶ新たな体験学習の場としてたくさんの方々に生きた知識を提供している取り組みに、柔軟な発想が地域を救うカギになるのだなと納得。
最後に「火山の噴火は自然災害ではない。自然の営みの中に組み込まれた自然現象である」という言葉がこれらの活動の元になっている一番大切なキーワードではなかろうかと思いました。
さて、磐梯山ジオパーク・・・これからの活動がますます楽しみです。

去る9月29日、「磐梯山の歴史(磐梯山は歴史の映写機)」と題して、標記解説員養成講座が開催されました。
講師は、猪苗代の小桧山六郎氏(福島地域文化研究所主宰)で、会場も「学びいな」及び猪苗代町内でした。
1時間ほどの講義のあと、早めの昼食をとり車で町内の各史跡を巡りました。
磨上原では葦名と伊達の攻防に胸をときめかせ、長坂集落では磐梯山噴火の恐ろしさに身震いし等々、あっという間の3時間でした。
これで予定の解説員養成講座は終了したので、4名の方に「修了証」が授与され無事講座を終えることが出来ました。